ヘアメイクは主にコンパニオンの髪型のセットなどを担当します。夕方にコンパ二オンが出勤するとバイトが始まり、担当のコンパニオンのヘアメイクを担当します。クラブ・バー･スナックで働くコンパニオンは美しく髪をセットしたりメイクしたりしなければいけません。自分でしている人もいますが、お店のバイトのヘアメイクがセットしていることがほとんどです。コンパニオンのヘアメイクには華やかさが求められます。毛先を散らす、編み込みを入れるなどしたちょっと複雑なまとめ髪は自分ではなかなか難しいです。そこで他人に頼んでやってもらおうとなり、ヘアメイクの出番となるのです。
送迎ドライバーはコンパニオンの送迎を担当します。コンパニオンは深夜まで働くために夜道を歩いて帰ることになりますが、女性に夜道を歩かせるのは何かと心配です。そこで安全に帰宅できるようにドライバーが送っていくことになっています。コンパニオンの勤務時間に合わせて車を出しますので、退勤が遅れると残業することもあります。

いずれのお仕事も夕方から夜スタートとなるのでお昼のパートタイムで働きたいという人には向いていませんが、夜の時間を利用してバイトをしたい人には良いでしょう。

ヘアメイクの場合はコンパニオンにその日のヘアメイクを気に入ってもらえるとやりがいを感じます。気に入られると「またお願いします」と言われることもあります。ヘアメイク経験がない人にとってはこれが自信になります。最初は腕を信用してもらえるかなど何かと不安になるものですが、自分がセットした髪型を褒めてもらえるとやる気も出ます。コンパニオンはお客様の相手をするので「お客さんに髪型を褒められた」と言われるとなおさら嬉しいものです。

送迎ドライバーは運転を褒められるとこの仕事を天職だと感じずにはいられません。普段の運転に自信が持てなくても、担当したお客様から「運転が上手だね」と言われることによって自信がつくものです。一人、また一人とそう言ってもらえるとさらに大きなやりがいを感じられます。この仕事を通じて、意外に運転上手だったんだなと気付けるかもしれません。無事にお客様を送り届けられるように普段から安全運転を心がけるようにしましょう。

ヘアメイクを希望する人は初心者でも国家美容師の資格・美容師経験があると腕を信頼してもらえます。過去にヘアメイクコンテストで優勝もしくは入賞した経験があればより良いです。
さらにダンスをしているもしくはしていた人は、発表会の度に自分でヘアメイクをしてきた経験が活かせます。コンパニオンの髪型は多少目立つ方が好ましいのですが、セットする際には舞台映えする髪型が参考になります。国家美容師の資格は必須ではありませんので、働くにあたっては無資格でも問題ありません。

送迎ドライバーは運転免許が必須になります。ペーパードライバーでないことも重要です。クラブ・バー･スナックのコンパニオンの送迎ではバスのような大きな車を使うことがないので、普通自動車第一種運転免許があれば十分です。初心者でも普段から車に乗っていることや無事故無違反であることが証明できれば優遇されます。