バイトでよくあるのは軽井沢や沖縄などのリゾート地のホテルや旅館・民宿に住み込みで働くものなどです。
これらのメリットとしては旅行で行くようなところでバイトをできるので、旅行に行った気分にも浸れることです。

仕事内容としては屋内プールなど施設内の施設や客室の掃除やフロント業務、宴会場の準備などです。
職種ごとに募集人数も異なりますが、掃除や宴会場の準備は多くの人を要するので募集が多い職種でもあります。
毎日たくさんのお客様を相手にするので、朝から晩までてきぱきと働かなくてはいけません。そのため旅行気分で楽しく働ける仕事という認識では勤め上げるのは難しいでしょう。
とはいえ、リゾートバイトは周辺を観光することで知識を蓄えるのも大切な仕事の一つですから、お仕事に慣れてきたら出かけてみましょう。お客様から周辺の観光地についてあれこれ聞かれることもあるため、いざというときにきちんと応対できるように、フロント業務など自分の通常業務にとどまらず、空き時間を利用してバイト先の周辺の情報収集に努めることも大切です。

実際に旅行で沖縄や軽井沢のリゾート地に行ったことがあれば、その土地について少しは知っていることもあるでしょう。
たとえば沖縄でおすすめのお店を知りたいと言われたときなど、人気店の情報などについて知識があると、お客様と接する上で役立つかもしれません。
このように現地の情報を少し知っているだけでもバイトで活かせるでしょう。

また、リゾート地には外国人観光客もたくさんいます。とりわけ沖縄は中国や韓国、台湾からは近いこともあって訪れる人も多く、これらの国の人々がリゾート施設を利用することもよくあります。
このようなお客様を最も相手にするのはフロント業務です。フロント業務では丁寧な言葉遣いが求められますが、それに加えて英語が話せるとなお良いでしょう。特にリゾート業務は人気のバイトでもあり応募者が多いものですが、募集多数となった場合に少しでも英語ができると優遇される可能性があります。

このお仕事ならではのやりがいは日々の業務の中に多くあります。

たとえば掃除で客室に入ったときに「気持ち良く過ごせました」などの置き手紙があったときなどです。自分が掃除した部屋にあったら思わず嬉しくなるものではないでしょうか。一瞬にして疲れも吹っ飛んでいきそうです。お仕事ではたくさんの部屋のバスタブを洗ったり、ベッドメイクをしたりととても大変です。そのような中で、お客様から喜びの声をいただけるとこの仕事を選んで良かったと思えるはずです。

また、旅行の知識をお客様に伝えることで「教えてもらったおかげで楽しめた！また来たい！」などと言われるとちょっと旅行コンシェルジュになったような気分にも浸れるでしょう。リゾート地は長期休暇シーズンなどに繁忙期となるため日々の仕事は大変ですが、旅行客からの嬉しい声がやりがいにつながるのは間違いありません。旅行客に喜んでもらえることがやりがいとなれば、バイトのモチベーションもぐんぐん上がるでしょう。